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エマーユ七宝美術館では、企画展「聖女と天使 ─愛のエマーユ─」を開催しています。
ヨーロッパの画家たちに永遠のテーマとして描かれ、フランスの芸術七宝エマーユの世界でもアール・ヌーヴォー期の作家たちによって艶やかに描かれた聖女たち。
母性の象徴とされる聖母マリアや神聖で高潔な聖女を描くことは、当時のエマーユ作家たちにとって崇拝や尊敬、そして理想の女性像を表現するものだったのかもしれません。
この企画展では、ラファエロやボッティチェリの聖母子像の名画をエマーユで 描いた作品やフランスの国民的ヒロインであるジャンヌ・ダルク、慈善事業 に人生を捧げたファビオラなど美しい聖女たちを描いた作品を中心に展示いたします。
また、愛の象徴として聖母マリアや聖女と共に様々な芸術作品に描かれ、 当時の人気のモチーフにもなった「天使」のエマーユ作品も展示し、慈愛に満ちた聖女たちと愛らしい天使が織りなす“愛のエマーユ”をご覧いただ きます。
この企画展は3月30日(土)まで開催いたします。
皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。
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