MUSEUM EXHIBITION

炎の芸術エマーユ ─色彩と輝きの美─

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開催期間

2025年11月26日(水)〜2026年5月24日(日)

これまで何世紀にもわたり見る人に喜びを与え、愛され親しまれてきたエマーユ。

800度前後で焼成され、伝統的な職人技と情熱的な作家から生まれるエマーユは、フランスのリモージュで「炎の芸術」と表現されています。

エマーユは、12世紀には宗教儀式用の道具の装飾として用いられ、ルネサンス期には色彩的なエマーユ絵画が誕生し、19世紀末のアール・ヌーヴォー期には優美な女性像を描いたものが圧倒的な人気を呼びました。

この展覧会では、エマーユが最も花開いたアール・ヌーヴォー期を中心に、美しい女性の肖像画や宝石小箱、華やかなジュエリー、繊細な装飾の家具など、当時の人々に愛されたエマーユを多彩に展示いたします。また、同時代に活躍したエミール・ガレのガラス作品や著名な作家たちのブロンズ作品も展覧し、当時の芸術作品とエマーユの競演もお楽しみいただきます。

エマーユの魅力は、鮮やかな色彩とつややかな輝きです。
当時の優れた作家たちの豊かな表現力と炎から生まれた、色とりどりの色彩と神聖な輝きに満ちた魅惑的な空間をぜひご堪能ください。

この展覧会のみどころ

この度の展覧会では、約45年間蒐集した作品のほか、名画をモチーフにした絵画やナポレオンⅢ世時代の家具など新たにコレクションとして加わった作品も初公開し、さらにエマーユの魅力に迫った作品をご覧いただきます。
また、19世紀後期から20世紀初頭のブロンズ作品やガラス作品もあわせて展示し、アール・ヌーヴォー期の美術工芸の豊かさも感じていただける空間をお楽しみいただきます。

Pick up EMAUX
「リモージュエマーユライティングボックス」1860年頃 パリ


大きな2つのリモージュエナメルがセットされた木製のマルケトリ技法でつくられた美しいライティングボックス。
イタリア出身のパリの家具職人ポール・ソルマーニ(1817~1877)による作品です。
ポール・ソルマーニはナポレオンⅢ世時代に高級家具を制作し、皇室やパリの上流社会から絶大な人気を得てその名を世界にとどろかせた人物であり、フランス皇帝ナポレオンⅢ世の妻ウジェニー皇后も彼の作品で宮殿を飾ったといわれています。
ライティングボックスを飾る円形のエマーユには、噴水のベンチに座り扇をあおぎながら男性からの求愛を受ける女性の姿、扇型のエマーユには裁縫をしている女性に3人の友人が話しかけている様子など貴婦人と紳士たちの一場面が描かれています。
前面が開閉できるようになっており、中に文具やインク蓋を収納することができ、小さな鍵で閉じる仕組みになっています。





全体がブロンズのフレームに囲まれ、リボンや花、松ぼっくりなどのオルモル装飾がアクセントになった優雅なライティングボックス

梶 光夫 エマーユ七宝美術館
INFORMATION 梶 光夫
エマーユ七宝美術館
梶 光夫 エマーユ七宝美術館
休館日 月曜日、火曜日
開館時間 午前11時〜午後5時
入場料 1,000円
(6名以上のグループでご来場の場合は800円)
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