MUSEUMEXHIBITION展覧会のご案内
〈企画展〉開催中 臨時休館中
開催期間
2024年12月31日(火)まで
*****エマーユ七宝美術館はただいま臨時休館中です*****
リニューアルのための設備交換に時間を要するため、臨時休館の期間を延長しております。再開につきましては未定となっております。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
常設展
エマーユ─美しき貴婦人たち─
時を超えて微笑む女神たちの優雅な競演
エマーユの美しい世界と優れた作家たちが作り出すエマーユ・アートの世界
エマーユ七宝美術館では、優美な女性像が描かれたナポレオン3世時代やアール・ヌーヴォー期のエマーユ小箱、絵画、装身具などを展示し、美を求める人々に愛され親しまれたアンティークエマーユの数々を展示しています。
透けるような肌を持つ魅力的な女性や民族衣装に身を包んだ美しい女性は誰なのか─ サインやモノグラムにみる作者はどのような人物なのか ─。
時を超えて輝き続ける小さな美術品「エマーユ」の魅力と謎に迫る作品を展観し、アール・ヌーヴォー期を彩った華麗な女性たちが繰り広げるエマーユの美しい世界と、優れた作家たちが創り出すエマーユ・アートの世界をご覧いただきます。
Pick up EMAUX
「アザミの花と若い女性」1900年頃 パリ
美しい女性の横顔と逞しく咲き誇るアザミの花が描かれたエマーユ絵画。
アザミは「独立」や「抵抗」という花言葉を持ち、19世紀のフランスにおいては
祖国を守る愛国心や勇気の象徴として愛された花です。
エミール・ガレなどアール・ヌーヴォー期の芸術家の作品にもモチーフとして多く取り入れられました。
この作品の背景には、下地に彫刻を施してから釉薬を焼き付ける“バスタイユ技法”が用いられ、
神秘的な色のグラデーションと柔らかな光が生まれています。
19世紀末アール・ヌーヴォーの象徴とも言える花と女性を生き生きと描いた、とても美しいエマーユ絵画です。
柔らかな色彩と美しい女性の横顔、生き生きと描かれたアザミの花が印象的な作品です
-
INFORMATION
エマーユ七宝美術館
開館時間 午前10時~午後5時 開館日 水曜日、木曜日、金曜日、土曜日
<毎週4日間>入場料 一般1,000円
※6名以上のグループは800円
中小生500円